【動画】《フランス幼稚園》年少さんと年長さんが同じクラス

長女の通う田舎の幼稚園は、クラスの数も少なければ、(補助の)先生も少ない。
1クラスが30人なのに、3クラスに対して補助の先生が2人だけです。
幼稚園なのに、1クラスが30人と多すぎると思いますが、都市でも田舎でも先生不足なのに、幼稚園が義務教育になり、クラスはパンパンです。

そこで考えられたのが、年少さんと年少さんを同じクラスにして、大きい子に小さい子の世話をさせるクラス編成です。年の違うことコミュニケーションを取る練習にもなって、これはいいのではないかなと思っています。
面白いのが、年少さんの大きい子と、年長さんの小さい子が同じくらいの体格なこと。日本よりも、体格差が大きいような気がします。
もちろん我が子はとっても小柄です。笑
これだけ大きい子に囲まれていると、小さいのに頑張ってるなと、誇らしくなってきます。

余談ですが、長女が体験入園をした日本の幼稚園は、1クラスが15人強で、そこに補助の先生が1人。そして2クラスに対して、もう1人補助の先生が付くという体制でした、30人の子どもに5人の先生が付く計算になります。
対してフランスは、30人の子どもに先生は1、5人。
こうやって見ると、日本の幼稚園児がいかに恵まれているかがわかります。

できることなら、幼少期は手厚い日本の幼稚園に通わせたいところですが、それは難しいので、この環境をポジティブにとらえるようにしています。フランスでは、「雑多な人間関係の中で揉まれながら生き延びる力を身につけている」と。
いじわるをされても、先生の目に届かない可能性が高いので、娘には、「嫌なことをされたら、とにかく大きな声で叫んで、周りの注目を集めなさい。そうすれば、いじわるはとりあえず止まるから。その後で、何があったのかを先生に言いなさい。」と伝えています。

動画のフランス語解説

  • ATSEM
    (Agent territorial spécialisé des écoles maternelles)
    幼稚園のアシスタント
    教員免許のない公務員で、主に担任の先生の補助をします。
  • un binôme
    2人組

動画でフランス語

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