名詞の複数形の作り方(合成語)

合成語とは、「un arc-en-ciel」(虹)のように、トレデュニオン(- : un trait d’union)と呼ばれるハイフンが入っている単語や、「une pomme de terre」(じゃがいも)、「un bonhomme」(坊や、やつ、男)のように複数の単語で1つの単語になるもののことです。

複数形を作るときに、どの部分が複数形になるのかが単語によって違います。

とてもややこしいので、ここでは合成語を4パターンに分けて、どんな時に複数形になるのかを解説していきたいと思います。

名詞の複数形の作り方(基本)

フランス語の複数形も、英語のように「-s」をつけるのが一般的ではありますが、他にもいくつかパターンがあります。

また、フランス語では、基本的に語尾の子音は発音しないので、単語のスペルは変わっても、発音は変わらないということもよくあります。ここが少しややこしいところです。

しかし、母音で始まる単語は冠詞(des, les…)の「-s」とリエゾンをするので、発音が変わります。

今回は、5つのパターンの複数形の作り方をご紹介したいと思います。

「名詞の性」見分け方と作り方

今回は、モノ(無生物)の名詞の性について触れていきたいと思います。

しかし、モノ(無生物)は、単語の意味と名詞の性が合わず、覚えるのも大変だと思います。

そこで、単語の語尾で男性形か女性形かを判断できるように、できるだけ簡潔に、規則性のあるものをまとめていきます。

フランス語の「名詞の性」とは

フランス語の名詞には、「男性名詞」と「女性名詞」があります。

全ての名詞が、「男性形」か「女性形」に分けられます。

日本語はもちろん、英語にもない概念なのでちょっと難しいかもしれません。

今回は、まず「名詞の性」の説明とを簡単にしてみたいと思います。

そして、自然の性に従う名詞(父親は男性名詞で、母親は女性名詞)と、男女同形の名詞をご紹介していきます。