前回の記事で、私の母の性格に少し触れました。今回は、そんな私の母とアルのお母さん、そしてアルのハイカラなおばあちゃんを紹介したいと思います。簡単にまとめると、超保守的な母(と私)の対極にいるのが、とても考え方の進んでいるハイカラおばあちゃん。その間でバランスの良いのがアルのお母さんです。
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結婚反対② (両親を心配させてしまった反省点)
前回は、未熟で何も考えずに国際結婚を決意し、両親を心配させたという恥ずかしい記事を書きました。
日本人同士の離婚が全体の1/3なのに対して、国際カップルの離婚は半数を占めます。言語や文化など様々な要因が、結婚生活をより複雑なものにするのかもしれません。そう考えると、当時の両親の心配も的を得たものだったはずです。今回は、当時の両親の心配を元に、どうすれば良かったのかを振り返り、私なりに反省したいと思います。
結婚反対① (両親の心配事)
(C’est une version japonaise de l’article « Ma famille était contre ce mariage 1/2 »)
「実はね…今だから言うけどね。」ある日母がそっと切り出しました。
「9年前、結婚を心から祝福してあげられなかったの。あんたが騙されて傷つくんじゃないかって心配だった。ごめんね。でも、今はもう安心して見ていられる。みんな幸せそうで何より。」
日仏 家庭環境だけでもこんなに違うの?!!!!!
現在の夫アルノー(以下アル)と出会った時、彼の育った家庭環境の話を聞いて、かなり驚いたのを覚えています。こんなに複雑な幼少期を過ごしても、こんなに真っ直ぐ育つんだなといったような。日本以外を知らない当時の私の頭の中は、メディアから受け取った、「複雑な家庭環境=道を踏み外す」といった偏った考え方になっていました。