今回初めて、日本からドイツのフランクフルトへの飛行機に、3歳になったばかりの長女と、生後1ヶ月半の次女と3人で乗りました。精神的にも肉体的にも大変だった長旅でしたが、様々な人に助けられ、なんとか無事にフランスに帰国することができました。今回は、そんな大変だったけれど、人の温かさに触れられたワンオペ飛行機の体験を書いていこうと思います。
家族・子ども
半年間の里帰りを終えて(デメリット)
今回は、私たちにとって良くなかったこと5つについて書いていこうと思います。
家族が離れ離れに暮らすので、ある程度のことは想定していましたが、想定外のことも起こりました。特に子どもがいると、時差のある状態での二重生活は、思った以上に大変でした。
半年間の里帰りを終えて(メリット)
6ヶ月に及ぶ日本の実家での生活は、良かったこともたくさんありました。やはり一番良かったのは、娘が物心もついて、言葉も話し始めの時期に日本に住むという経験ができたことです。日本語のシャワーを浴び、日本ならではの体験もできました。私も家族や親戚、友人と会えて、楽しい時間を過ごせました。
今回は、日仏ハーフでフランスに住む2歳半の娘が、日本に住んだことで経験できたことを5つ書きたと思います。おまけで、私にもたられた心のゆとりにも触れたいと思います。
2人目妊娠→夫の転職→里帰り出産→フランス帰国
久しぶりの今回のブログは、最近のアップデートを書きたいと思います。
まず、フランスで流産という悲しい経験をしてから(別の記事で書く予定)、待望の赤ちゃんを授かりました。このタイミングでやっと夫が転職に成功しましたが、転職先は、平日単身赴任な上に育休も取れないという環境。そこで、つわりの真っ只中、日本で出産を受け入れてくれる産院を探し、里帰り出産を決行することに。
日本での妊婦生活は順調に過ごし、無事に女の子を出産しましたが、その矢先に、フランスで夫が骨折。日本で家族4人が集まり一緒にフランスに帰国する予定が、おじゃんになってしまいました。
そして、生まれたばかりの赤ちゃんと3歳児を連れて1人でフランスに帰国して今に至ります。
心配が尽きなかった娘の3ヶ月間(後編)
この時期は、相変わらず中々増えない体重に、原因不明のギャン泣きが続きました。赤ちゃんも泣いてばかりでほとんど寝なければ、母親の寝不足はもっと深刻です。泣き止まない赤ちゃんをあやしながら、毎3時間の搾乳で、まとまった睡眠が取れない日々が続きました。その上、健診の度に、「念の為」と専門医を受診するように指導もされました。寝不足の中、バタバタと色々な病院の科を渡り歩くことになるのです。
心配が尽きなかった娘の3ヶ月間(前編)
この3ヶ月間は、ギャン泣き、体重停滞、新生児黄疸、吐き戻し、乳児血管腫(いちご状のあざ)など、心配なことが続き、色々な専門家のもとを訪れました。
当時は、この心配な状態がずっと続くと思っていたので、精神的にもとても大変な時期でした。
今回は、産まれてから産院で過ごした5日間を振り返りたいと思います。
この時の心配事は、おっぱいをきちんと飲めなかったことです。その為、体重が増えずに、新生児黄疸が進行していきました。そして、治療をすることになり、入院も3日間の予定が2日延びてしまいました。
日仏 母親とお義母さんと義理のおばあちゃん
前回の記事で、私の母の性格に少し触れました。今回は、そんな私の母とアルのお母さん、そしてアルのハイカラなおばあちゃんを紹介したいと思います。簡単にまとめると、超保守的な母(と私)の対極にいるのが、とても考え方の進んでいるハイカラおばあちゃん。その間でバランスの良いのがアルのお母さんです。
日仏 家庭環境だけでもこんなに違うの?!!!!!
現在の夫アルノー(以下アル)と出会った時、彼の育った家庭環境の話を聞いて、かなり驚いたのを覚えています。こんなに複雑な幼少期を過ごしても、こんなに真っ直ぐ育つんだなといったような。日本以外を知らない当時の私の頭の中は、メディアから受け取った、「複雑な家庭環境=道を踏み外す」といった偏った考え方になっていました。